自然なこころで生きる

たわいのない話

糸ヶ浜海岸

この海岸は何度も訪れた。

先日近くに用があったのでここまで足を伸ばした。

生命力に満ちた夏の海岸と異なり秋から冬の海岸は人から捨て去られたように感じる。

その寒々とした景色を好ましく感じる。

聞こえるのは波と風の音。

時折松風が寂しさを一層掻き立てる。

眼前にあるのは海。

私たちを生んだ母なる海。

命が満ち溢れている。

しかし、同時に海は死の世界でもある。

陸に上がった生命体である私たちにとって海に落ちることは死を意味する。

生命の原初に戻るとしても怖さがある。

懐かしく恐ろしい場所。

 

 

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