自然なこころで生きる

たわいのない話

Romance for Piano (1948-49)

武満徹ピアノ曲

ところどころ日本を感じさせる音がある。

むしろ全体を支配しているの日本的なるものかもしれない。

箏曲のように感じる。

 


Toru Takemitsu - Romance for Piano (1948-49) [Score-Video]

 

 

下の写真は湯布院の亀の井別荘にあるカフェ「天井桟敷」から撮影した。

店内はグレゴリアン聖歌が流れている。

クラシックで座り心地のいい椅子なのでとてもゆっくりと過ごせる。

長い時間を過ごして欲しいとのオーナーの考えがあるようだ。

この時はH君と一緒にいた。

男同士でもいいができたら男女の方が似合うかもしれない。

落ち着いた感じの二人がいい。

もちろん女性二人でもいい。

長い付き合いの二人ならどんな組み合わせも似合うだろう。

 

最近の湯布院は中国韓国からの観光客が多い。

何が良くてわざわざこんな田舎を訪れるのだろうか。

もっとも今の湯布院は随分観光地化している。

大学の頃、地元の大学に進学した中学からの友人と時々この天井桟敷でお茶を飲んだ。

あの頃は観光客もそう多くなく静かなところだった。

田舎であってもどこか文化的な香りがした。

そういえば湯布院は屋外広告物については敏感だった。

ある時パチンコ屋が自由の女神の像を広告塔にした。

それが湯布院の街にそぐわないとして旅館のオーナーなどが猛烈な撤去運動を起こした。

その運動のリーダーだったのが亀の井別荘のオーナーだったように記憶している。

パチンコ屋は営業の自由と表現の自由を盾に争ったが、結局は撤去した。

自由は責任を伴い調和の中で初めて存在しうる。

権利や自由を声高に叫ぶ人の中にそれらの言葉で隠された「我欲」「利益」を感じるのは私だけではないと思う。

自然界はそれぞれの存在が存在のままに調和している。

権利・自由を叫ばなくとも「自由」である。

我欲や利益を求めはしないけど。

静けさとは「我欲」や利益を求めない心の有り様かもしれない。

とりとめもないことになってしまった。