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自然なこころで生きる

たわいのない話

目立たずに開く

夜の銀座を歩く。

木を見上げると花が咲いている。

静かに語り合っているようだ。

 

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ビルの上に小さな月。

 

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人工の光が木の葉を焦がす。

 スマホは優秀なカメラだ。

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昼食はデパ地下の狭い店。 

当然ながらゆったりと食事を楽しむ店ではない。皆さんさっと注文してちゃっちゃと食べ終える。

隣の席の中年の綺麗なご婦人が何やら難しい注文をしていた。

お店の人も困っていた。

ご婦人は少しイライラし始めた。

何度かちぐはぐなやり取りがあり、ようやく注文に至った。

ご婦人の顔と声が友人の奧さんに似ていた。

奧さんの散財が原因で友人は離婚した。

友人はかなりの資産家だが中古車を長く乗り続けるような質素な生活を好んでいた。

控え目で優しい。

離婚して皆んな良かったと言った。

隣席のご婦人を見ると不思議な箸の握り方をしている。

息子さんはそうではない。

ご婦人は立派な躾をなさったのだ。