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自然なこころで生きる

たわいのない話

Facebook友だちにお会いする

Facebook友だちである写真家のFさんの個展会場に顔を出す。

たまに互いの写真にイイねをするくらいで、ネット上で存じ上げているだけだ。

彼は一種のポートレートを主に撮影されているので、花などの自然を主に撮影している私とはジャンルを異にする。

会場に入って「Fさんですか?」とお尋ねすると、「こうせいさんですね。」と言われたのには驚いた。  

彼のFacebook友だちは約5000人、日本人は少数派とはいえ500人もいる。にもかかわらず私の顔をみて淀みなく名前がでたのは何故なんだろう。

約一時間、彼は私に写真の技術論ではなく撮影の準備や撮影現場のことなどを教えてくれた。そこに友情のようなものを感じた。

 

彼は有名な写真家ではなく暮らし振りも決して豊かではなさそうだった。

深いところから湧き出てくる自分を写真を通して表現しようと格闘しているように感じた。

彼の友情に応える術は彼の写真集を購入することだけだった。

会場を後にし銀座に向かう地下鉄の中で早速彼からお礼のメッセージが届いた。

 

銀座に着くと先日オープンしたばかりのギンザシックスに向かう長い行列ができていた。

その中にある蔦屋書店でYさんの写真集を二冊購入した。日本よりも欧米で高く評価されている方で最近は蔦屋書店が後ろ盾になっているのかもしれない。

そういった事実を抜きにして彼の写真はオリジナリティに満ちて文句無く素晴らしい。

Fさんの写真集が十冊以上買える値段だった。

 

二人の写真家とも、日本よりも欧米の方を見ている。しかし、評価の違いは大きい。

その違いはどこにあるのだろう。

技法の違いかも知れないが、より根本的には伝統的な日本に立脚しているかどうかにあるように思う。

素人の私にはそこまでしか分からない。

ホテルでFさんの写真集を見ながら応援したくなった。

 

Fさんに初対面なのに顔を見て私と分かり名前が淀みなく出た理由を尋ねたら、Facebookで時々良い写真をアップしているからだと言われた。

汗顔の極みだったが帰路は有頂天になっていた。

 

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 ジャスミン  於 富ヶ谷